家族信託に関する基礎知識や事例

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家族信託は、「認知症によって財産が凍結してしまうこと」を防ぐための財産管理をする制度です。

家族信託とは、高齢が理由で自分の財産(現金・預金、自宅などの不動産)を管理できなくなった場合に、家族に自分の財産の管理・運用・処分の権利を与える財産管理のための法律制度です。
財産管理を依頼する親が委託者であり、その依頼を受けた子どもは受託者になります。
上記のように親と子の間で契約を締結し、財産管理をします。
また、家族信託では、財産の所有権を「委託者(親)」から「受託者(子)」に移します。
これにより、万が一委託者(親)が認知症になっても、受託者(子)は財産を管理することができます。
こうして管理された財産は「信託財産」と呼ばれ、受益者(親)は信託財産から生じる収益不動産などの利益を受けることができます。

他に、最近で家族信託が注目され始めた主な理由は、以下のように挙げられます。
・認知症のような病気のリスクに備えなければならなくなってきたため
・任意後見制度の利用自体に限りがあるため
・家族信託の場合、安心感をもって財産を承継することが可能なため

実際に以下のようなケースの場合、家族信託の活用をすることをお勧めします。
・自分の親の認知症に事前に備えたいケース
・成年後見制度を利用したいようなケース
・将来、親の居住用不動産の売却を希望するケース
・障がいのある子どもに財産を残すことを希望するケース

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資格者紹介

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上田 浩司Hiroshi Ueda / 札幌司法書士会

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当事務所は胆振、日高地方を中心に、終活、相続、遺品整理、相続放棄、家族信託、遺言、生前贈与、死後事務委任契約といったご相談に対応しております。
お困りの際は、おひとりで悩まずお気軽にご相談ください。

経歴

1978年11月29日生まれ。北海道苫小牧市出身。
苫小牧工業高等学校卒業。
平成20年、行政書士資格、平成23年に、司法書士資格を取得。司法書士法人アンドリーガルの代表として、様々な法律手続き・法律相談に対応する。

事務所概要

Office Overview

名称 司法書士法人アンドリーガル
代表者 上田 浩司(うえだ ひろし)
所在地 〒053-0043 北海道苫小牧市日の出町2-14-18
連絡先 TEL:0144-84-5942
対応時間 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です)