相続放棄に関する基礎知識や事例
Basic Knowledge
相続を行う場面になり、相続を行わない方が自分にとって時に有益なときもあります。
例えば、負債や相続税の負担が重くのしかかるときや相続トラブルが発生しているときなどです。
こうした場合に考えられる選択肢の一つが相続放棄です。
■相続放棄とは
相続放棄とは簡単に言えば、財産も負債も含めた一切の遺産を相続しないことです。
つまり、相続放棄を行った場合は相続による利益を受けられませんが、一方で相続によるトラブルを未然に避けることもできます。
■相続放棄のメリット
相続放棄のメリットは負債などの返済義務も含めて回避できることです。
つまり、借金などの負債が財産を大きく上回っている場合は相続放棄のメリットが大きくなります。
■相続放棄のデメリット
相続放棄のデメリットは全ての相続ができなくなることです。
例えば、思い出のマイホームや形見の腕時計なども家財の一つとして遺産と認められます。
したがって、相続放棄を行うとこのような思い出の品も手放さなければなりません。
こうしたデメリットを回避するには、相続を負債の残らない範囲内つまりプラスの範囲内でのみ相続を行う限定承認という方法があります。
相続放棄はメリットも大きい反面、デメリットも大きいです。
自分に最適な相続手段を検討し、適切に相続放棄を活用していきましょう。
個別の記事では相続放棄をどのような場合にすべきか、より詳細に解説しています。
相続に関してお悩みのことや疑問に思う点がある方は司法書士法人アンドリーガルまでご相談ください。
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上田 浩司Hiroshi Ueda / 札幌司法書士会
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- 経歴
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1978年11月29日生まれ。北海道苫小牧市出身。
苫小牧工業高等学校卒業。
平成20年、行政書士資格、平成23年に、司法書士資格を取得。司法書士法人アンドリーガルの代表として、様々な法律手続き・法律相談に対応する。
事務所概要
Office Overview
名称 | 司法書士法人アンドリーガル |
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代表者 | 上田 浩司(うえだ ひろし) |
所在地 | 〒053-0043 北海道苫小牧市日の出町2-14-18 |
連絡先 | TEL:0144-84-5942 |
対応時間 | 平日9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です) |